原・フルタイムシステム科学技術振興財団

「工学系の研究に集中したいけど、生活費とアルバイトの両立が限界……」

そんな工学系の大学生・院生にこそ知ってほしいのが、公益財団法人原・フルタイムシステム科学技術振興財団の奨学金です。月額4万円を修士課程2年間・博士課程3年間給付する、工学分野を応援する給付型奨学金です。

この記事では、原・フルタイムシステム科学技術振興財団奨学金の対象者・給付内容・応募の流れ・採用のコツまで、スカラボがわかりやすく解説します。

この記事でわかること

・原・フルタイムシステム財団奨学金の給付額・対象者・応募資格の条件

・大学窓口不要・財団へ直接応募できる手続きの流れ

・工学系15名枠を勝ち取るための具体的なコツ

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原・フルタイムシステム財団奨学金の基本情報

まずはざっくり全体像から確認しましょう。

項目内容
財団名公益財団法人 原・フルタイムシステム科学技術振興財団
奨学金名原・フルタイムシステム工学育英奨学金
給付額月額4万円(年額48万円)
給付期間学部生・修士課程:2年間 / 博士課程:3年間
採用人数毎年15名程度
返済義務なし(給付型)
対象分野国内大学・大学院の工学系学部・工学系研究科
対象学年学部3年生・修士課程1年生・博士課程1年生(新入生)
年齢制限募集年度4月1日時点で30歳以下
2026年度募集期間4月10日〜6月10日頃(公式HPで要確認)
応募方法受付フォーム送信後、書類を財団へ直接郵送
※正確な情報は財団の公式HPを参考にしてください

原・フルタイムシステム財団とは?

原・フルタイムシステム科学技術振興財団は、自動車・産業機器向けの制御システム開発を手がけるフルタイムシステム株式会社(原科学技術)が設立した公益財団法人です。工学系の学業優秀な学生・大学院生が経済的事情で研究を断念しないよう、奨学金給付を通じて日本の科学技術発展を支えることを使命としています。

財団事務局は東京都千代田区にあり、個人からの直接問い合わせにも対応しています。大学窓口を経由しない直接応募制を採用している点が、他の工学系奨学金と異なる大きな特徴です。

「工学系」はどこまでが対象?

機械・電気電子・情報・化学・材料・建築・土木・環境など、「工学部」または「工学研究科」に所属する学生が対象です。理学部や農学部は対象外の場合があります。自分の学部・研究科が「工学系」に該当するか確認してから応募しましょう。

給付内容と総額

月額4万円が修士課程2年間にわたって給付されるため、修士2年間の総額は96万円です。博士課程は3年間給付されるため、総額は144万円になります。給付は年2回(8月と2月)に分割され、それぞれ6ヶ月分がまとめて振り込まれます。

ただし初年度のみ9月から給付が開始されます。学部3年生で採用された場合は、3年次と4年次の2年間が対象です。

給付額(月)修士2年の総額博士3年の総額返済
4万円96万円144万円不要
※正確な情報は財団の公式HPを参考にしてください

応募できるのはこんな人

応募できる人

・日本国籍を有している

・国内大学・大学院の工学系学部または工学系研究科に在籍している

・学部3年生・修士課程1年生・博士課程1年生として新たに在籍する者

・募集年度4月1日時点で30歳以下

・経済的な理由により学費の支弁が困難な状況にある

・2ヶ月に1度、就学・生活状況の報告書を提出できる

・他の奨学金との併願・併給も可能

応募できない人

・日本国籍を有していない(外国人留学生は対象外)

・学部1〜2年生、修士2年生以上、博士2年生以上(新1年生のみが対象)

・募集年度4月1日時点で31歳以上

・工学系学部・研究科以外に在籍している

「1年生のみ」という応募制限に注意

この奨学金は「新たに修士課程1年生になる者」が応募対象です。修士1年の時に応募して採用されると、修士2年間分が支給されます。修士2年生になってからは応募できないため、修士に進学したらまず4月に財団HPを確認する習慣をつけましょう。

応募の流れ

この奨学金は財団HPの受付フォームから直接応募できます。大学窓口を経由する必要がなく、自分のペースで準備を進められます。

1. 財団HP受付フォームを送信

財団公式サイトの受付フォームに応募者の基本情報を入力・送信します。送信後に受付番号がメールで届くので、奨学生願書にその番号を記入してください。フォーム送信の締切は書類郵送締切より数日早く設定されるため注意が必要です。

2. 応募書類を郵送

奨学生願書(公式HP掲載のWord/PDF)、在学証明書、成績証明書、住民票(同一世帯全員・マイナンバー記載なし)、所得証明書類(家計支持者と本人分)、個人情報取り扱い同意書を財団事務局宛に郵送します。応募締切は毎年6月10日頃ですが、年度ごとに募集要項で確認してください。

3. 書類選考・採用通知

書類選考により審査され、必要に応じて面接が実施されます。選考結果は本人および在学校に書面で通知されます。採用が決まれば、初年度は9月から給付が開始されます。

採用率を上げるコツ

採用15名・直接応募——経済困窮の具体性と「1年生のうちに動く」意識が鍵

採用人数は15名程度で、全国の工学系大学から直接応募が集まります。大学推薦を介さないため、学内での事前競争はなく自分次第で応募できますが、全国規模の競争になる点は変わりません。

経済困窮の状況を具体的な数字で書く:願書では家計収入・家族構成・支出状況を正確に記載することが重要です。「困っている」という印象ではなく、実際の家計状況を数字で示すことで説得力が上がります。

修士1年の春に絶対に動く:この奨学金は修士1年生のみが応募できます。修士2年になると応募資格を失うため、進学直後の4月〜6月が唯一のチャンスです。進学したらすぐに財団HPを確認しましょう。

2ヶ月に1度の報告義務を事前に確認する:採用後は2ヶ月ごとに就学・生活状況の報告書提出が義務づけられています。報告が滞ると奨学生資格を失う可能性があるため、継続できるスケジュール管理ができる状態で応募しましょう。

他の工学系奨学金と並行して応募する:この財団は他奨学金との併願・併給が明示的に認められているため、同時期に複数の財団へ応募することで採用確率を高められます。

まとめ

原・フルタイムシステム財団の工学育英奨学金は、工学系の学生・院生にとって直接応募・返済不要・修士2年間継続・他奨学金との併給可という使い勝手のよい給付型奨学金です。大学窓口を通さず自分でアクションを起こせるため、動きの早い学生ほど有利です。

募集は毎年4月10日〜6月10日頃に始まります。修士1年・博士1年・学部3年に進学したら、4月になったらすぐに財団HPの受付フォームを確認しましょう。

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